京セラの太陽光発電は国際機関で出力低下がないと認められる

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おはようございます。
モツでございます。

最近、更新を疎かにしておりました。
今日は平日ですが、お休みで家族も居ませんのでゆっくりしようと思っています(笑)

さて、今回は「最近たまに見かけるようになった京セラのTVCM」について触れていきたいと思います。
触れると言いますか、やはりTVCMなんかはコマがありますのでずいぶん省略されていて、一回や二回見た程度では京セラ太陽光発電の良さが伝わらないと思いましたので、勝手に解説&裏付けをしていこうという訳です。

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京セラCMの内容

さて、まずは京セラのTVCMです。

このブログで「京セラ」「TVCM」と聞いてもパッとしない方が多いかと思いますが、見ればなんとなく「あーこれね」という感じの方も多いのではないでしょうか。

ではCMの内容はと言いますと、

京セラの太陽光発電は国際機関で出力低下がないと認められる
30年以上の稼働記録を更新中

 

ポイントを要約するとこんなところでしょう。

それでは今回は「出力低下の認証試験」の部分について少し掘り下げていきたいと思います。

京セラの太陽光発電は国際機関で出力低下がないと認められる

フラウンホーファー研究機構による出力低下率の測定

太陽光発電の性能や品質をチェックする国際機関は世界にいくつか存在します。

これは、世界的に太陽光発電の普及が進んできたことに伴い、設立されてきたものです。

中でも、ドイツのフラウンホーファー研究機構は太陽光パネル検査機関の第一人社として有名です。

20101203_fraunhofer_1

日本ではあまり馴染みがないですが、世界的に見てもドイツは環境先進国であり、この機関に認証されればグローバル展開への大きな足掛かりとなります。

十分に信頼できる検査機関だと言えます。

 

耐PID試験の内容

フラウンホーファー研究機構は実施している耐PID試験とは「Potential induced Degradation」の略称で、試験内容は、温度(気温)50℃湿度50%過酷な環境下で、1,000Vの直流電圧を48時間流し続け太陽電池の発電効率の劣化率を計測する試験です。

※PID現象については、最近問題になってきていますので近々別記事にします。

日本でこんな過酷な環境下に置かれることはまずありませんが、かなりハードルが高い試験内容です。

この試験を劣化率なしで合格したのが京セラです。

通常、多少劣化しても規定値を下回らなければ合格でしょうが、劣化率なしで合格したと言うのがポイントです。

あまり公には出ていませんが、試験に参加したメーカーの資料を参照してください。

pid意外や意外、シャープも認証されているんですね。

ただ、シャープの場合7~8年前のパネルではPID以外のトラブルが挙げられています。

LG電子は正直よくわかりませんが、Qセルズは破綻前のモジュールです。

現在市場に出回っているQセルズは、同名の別会社ですので注意が必要です。

 

パナソニックや東芝は?

気になりますよね。調べました!

パナソニックは京セラ・シャープに遅れはしたものの認証を取っております。

試験内容は、温度(気温)60℃湿度85%と更に過酷な環境下で、1,000Vの直流電圧を倍の96時間で耐久試験しております。

その他、東芝・ソーラーフロンティアは認証が確認できませんでした。

東芝に至っては非公開になっておりましたので、試験はしたものの、認証を受けられなかった可能性もありますね。

社会の黒い圧力を感じます。

 

ピーブイ エボリューション ラブズによる出力低下率の測定

さて、こちらはアメリカの太陽電池試験機関になりますが、こちらの認証試験も京セラは通過しております。

*条件

温度85℃湿度85%の環境下で加圧電圧±1,000V600時間流し続け、出力低下率を測定

つまり、上記のドイツのフラウンホーファー研究機構の試験内容より更に過酷な試験です。

京セラが認証と取る→パナソニックが更に過酷な認証を取る→「なにくそ!」と、京セラが更に更に過酷な認証を取る

今ここです(笑)

京セラのTVCMで言っている「京セラの太陽光発電は国際機関で出力低下がないと認められました」の部分はこの2つの認証試験のことで間違いないでしょう。

こういった認証試験など、確かな実績があり、公表している点が2社が人気な理由の一つなんでしょうね。

今回のまとめ

さて、今回は「出力の低下率を計測する耐久試験」のことにのみ触れましたが、長期間にわたる「長期連続試験」やTVCMでも言っていた「30年以上の稼働記録」など京セラにはまだまだ実績があります。

カタログの出力表記や、発電シミュレーションなんてものはあくまで目安値であってメーカーの匙加減でしかありませんからね。よっぽどこういった試験内容のほうが信用できます。

 

最近問題になっているPID現象や、その他の実績についてはまた後日記事にしたいと思います。

それでは今回はこの辺で!

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